面会のとき、何を持っていくか迷ったら

Uncategorized

面会のとき、何を持っていこうか迷うこと、ありませんか?

最近は物価高の影響で、施設で提供される果物も、生のものより缶詰が増えている現場が多くなっています。生の果物が出ても、バナナのような扱いやすいものが中心になりがちです。だからこそ、ご家族が持ってきてくださる旬の生の果物は、利用者さんにとって特別な楽しみになっています。

年配の方は、やはり生の果物が好きな方が多い印象です。「ご家族さんが持ってきてくれましたよ〜」とお伝えすると、大半の方がとても喜んでくださいます。

特に夏場は、食欲が落ちてしまう利用者さんが多くなります。職員は水分摂取に気を配っていますが、それでも水分がなかなか摂れない方もいらっしゃいます。果物は水分としてカウントはされませんが、みずみずしい果物を美味しそうに食べている姿を見ると、職員としても少しほっとする瞬間です。

ただし、一つだけ気をつけていただきたいことがあります。

それは、利用者様の嚥下(えんげ)の状態です。

嚥下機能が低下している方にとって、りんごのような繊維質でしっかりした果物は、むせ込みの原因になることがあります。ただ、りんごをコンポート(煮る)にすると、やわらかくなってむせ込みが軽減されます。ミキサー食を召し上がっている方には、すりおろして絞り、とろみをつけて提供することも可能です。

また、種があるものにも注意が必要です。キウイなど、種が入っている果物は、いつもはむせ込みのない利用者さんでも、その時の体調や覚醒状態によってむせ込んでしまい、誤嚥性肺炎につながることがあります。必ず施設の職員さんに相談してから、召し上がっていただくようにしてください。

面会のときに持っていく果物一つでも、ちょっとした工夫で、安全に、そして美味しく楽しんでもらうことができます。迷ったときは、施設の職員さんに「この果物、どんな形なら食べやすいですか?」と聞いてみるのもおすすめです。

コメント